NEWS初期メンバー9人の真実と脱退理由|ワンオクTakaから現在まで
2003年秋、『バレーボールワールドカップ2003』のイメージキャラクターとして華々しく誕生したアイドルグループ「NEWS」。現在は小山慶一郎、加藤シゲアキ、増田貴久の3人体制で盤石の活動を続けていますが、結成当時は「9人組」という大所帯グループでした。メンバーの中には、世界的人気ロックバンドONE OK ROCKのボーカル・Taka(森内貴寛)や、ソロアーティスト・俳優として国内外で活躍する山下智久、錦戸亮らが名を連ねていました。
デビューから20年以上の歳月を経て、グループは「9人→8人→6人→4人→3人」へと劇的な変遷を辿りました。なぜこれほど多くの才能がグループを去ることになったのか、そして脱退した歴代メンバーは2026年の今、どのような境遇にあるのか。残された公式記録、当時の特番インタビュー、関係者の証言、メンバー自身の自著や手記から、激動の歴史とそれぞれの選択の真相を浮き彫りにします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:結成当初は東西Jr.のトップが集う9人組で、ONE OK ROCKのTaka(森内貴寛)も最年少メンバーとして在籍していた。
- 要点2:脱退理由は学業専念、未成年飲酒報道、関ジャニ∞との兼任負荷、ソロ活動志向、コロナ禍での独立などメンバーごとに大きく異なる。
- 要点3:2026年現在、残った3人がNEWSの看板を守り抜く一方、離脱したメンバーも世界市場や舞台、映像分野で独自のキャリアを築き上げている。
【結成秘話】実は9人いたNEWS初期メンバー一覧と2003年の衝撃
NEWSが結成されたのは2003年9月15日、新高輪プリンスホテルで開かれた華々しい記者会見でした。グループ名は「North」「East」「West」「South」の頭文字を取り、「東西南北にグローバルな情報を発信していく」「ニュース速報のように新鮮な話題を届ける」という二重の意味を込めて命名されました。
当時、ジャニーズJr.内では山下智久を中心としたユニット「Four Tops」(山下智久、生田斗真、風間俊介、長谷川純)が絶大な人気を誇っていました。ファンは彼らのメジャーデビューを確信視していましたが、発表されたのは関西ジャニーズJr.や新進気鋭の若手を混成した、完全な新編成サプライズグループだったのです。
結成当時のメンバー一覧は以下の9名です。
- 山下智久(当時18歳):Jr.の絶対的エース。事実上のリーダー兼センター。
- 小山慶一郎(当時19歳):最年長組。トーク力と安定感を担うバランサー。
- 錦戸亮(当時18歳):関西ジャニーズJr.出身。関ジャニ8(現・SUPER EIGHT)と兼任。
- 内博貴(当時17歳):関西ジャニーズJr.のエース格。錦戸と同じく関ジャニ8と兼任。
- 増田貴久(当時17歳):抜群の歌唱力とダンススキルを評価され抜擢。
- 加藤成亮(現・加藤シゲアキ、当時16歳):知性派として頭角を現していた正統派Jr.。
- 草野博紀(当時15歳):甘いルックスとハスキーな高音ボイスで高い人気を獲得。
- 手越祐也(当時15歳):入所からわずか10か月での大抜擢。圧倒的な歌唱力。
- 森内貴寛(現・ONE OK ROCKのTaka、当時15歳):森進一・森昌子元夫妻の長男。唯一無二の歌唱力で期待された最年少。
2003年11月7日にセブン-イレブン限定でリリースされたデビューシングル『NEWSニッポン』は限定生産分が即完売。翌2004年5月12日には『希望〜Yell〜』でメジャーデビューを果たし、オリコンチャート初登場1位を記録しました。しかし、この華麗な船出の裏で、グループには結成直後から波乱の影が忍び寄っていました。

【脱退理由の真相】9人から3人へ激動の人数推移年表と各メンバーの決断
NEWSの歴史は、度重なるメンバーの離脱と再起の軌跡そのものです。どのような事情と経緯で人数が推移していったのか、時系列でその真相を検証します。
| 脱退時期 | 該当メンバー | 公式発表と実質的な脱退理由 | その後のグループ体制 |
|---|---|---|---|
| 2003年12月 | 森内貴寛 | 表向きは「学業専念」。実際は芸能活動への違和感と家庭の方針、バンド志向への芽生え。 | 9人 ➔ 8人 |
| 2005年7月〜2006年1月 | 内博貴・草野博紀 | 未成年飲酒報道による無期限活動自粛。2006年末にグループ離脱と研修生降格が正式発表。 | 8人 ➔ 6人(※2006年は一時活動休止) |
| 2011年10月 | 山下智久・錦戸亮 | 山下:ソロ活動への専念。 錦戸:関ジャニ∞との掛け持ちによる過密日程の限界。 | 6人 ➔ 4人 |
| 2020年6月 | 手越祐也 | コロナ禍の緊急事態宣言下での外出報道による活動自粛、および専属契約終了(実質的な独立)。 | 4人 ➔ 3人(現体制) |
1. 森内貴寛:わずか3か月でのスピード脱退
メジャーデビューを控えた2003年12月、結成からわずか3か月足らずでグループを離脱したのが森内貴寛でした。公式アナウンスは「学業に専念するため」というものでしたが、慶應義塾幼稚舎から普通部・高校へと進学していた森内にとって、過密な芸能活動と学業の両立は極めて過酷なものでした。
後年のインタビューやメディア報道によると、大物歌手を両親に持つプレッシャーや、アイドルという与えられた枠組みに対する強い違和感、そして自らの声でロックを歌いたいという表現衝動が根底にあったと語られています。事務所を退所した森内は自活の道を歩み、2005年にONE OK ROCKを結成することになります。
2. 内博貴と草野博紀:活動休止と連鎖的な離脱
グループが順調に知名度を上げていた2005年7月、当時18歳だった内博貴が仙台市内での未成年飲酒トラブルにより無期限謹慎処分を受けます。さらに翌2006年1月、同じく17歳だった草野博紀の飲酒疑惑が週刊誌に掲載され、芸能活動を自粛。
メインボーカルを担っていた2人を相次いで欠いたNEWSは、連座制のような形で2006年5月から約半年にわたりグループ活動休止に追い込まれました。2006年12月30日、事務所は2人の研修生への降格とNEWSからの離脱を正式に発表。翌2007年の年明け、残された6人はシングル『星をめざして』で涙の再スタートを切りました。
3. 山下智久と錦戸亮:2大看板の電撃脱退
NEWSにとって最大の試練となったのが、2011年10月7日に発表された絶対的エース・山下智久と錦戸亮の同時脱退でした。
山下は2011年1月からアジアツアーを単独で成功させるなど、ソロとしての可能性を模索していました。事務所関係者の証言によると、「グループの枠にとどまらず、1人の表現者として勝負したい」という強いプロ意識が引き金になったとされています。一方の錦戸は、デビュー以来「関ジャニ∞とNEWSの掛け持ち」という過酷なスケジュールを約8年間続けていました。両グループの人気が全国区になるにつれ、スケジュールの調整は物理的な限界に達しており、「これ以上どちらのグループにも迷惑をかけられない」という苦渋の決断から関ジャニ∞専任を選びました。
4. 手越祐也:コロナ禍の激震と独立の真相
4人体制として『チャンカパーナ』で復活を遂げ、強固な結束を見せていたNEWSを再び揺るがしたのが、2020年6月の手越祐也の専属契約終了でした。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言下での度重なる外出・会合参加が週刊誌に報じられ、無期限活動休止処分を受けた直後の電撃退所でした。
手越本人が退所直後に開いた記者会見や自著で語ったところによれば、「以前から30代前半での独立と世界進出を事務所側に相談していたが、コロナ禍のトラブルによって退所時期が急激に前倒しになった」というのが真相です。この結果、グループは結成時の3分の1である3人体制へと移行しました。
一般に知られていない盲点とネットの誤解
ネット上のまとめ記事や掲示板では、しばしば「不仲が原因で崩壊したのではないか」「山下と錦戸が残されたメンバーを切り捨てた」といったセンセーショナルな噂が独り歩きしています。しかし、これらは実態と大きくかけ離れています。
第一に、「不仲説」の虚構性です。初期のNEWSは、東京Jr.と関西Jr.が突然引き合わされた寄り合い所帯であり、結成当初に関係性のぎこちなさがあったのは事実です。しかし、メンバー自身の証言を追うと、合宿所生活や全国ツアーを通じて絆は急速に深まっていました。山下と錦戸の脱退時も、メンバー間で深夜まで何度も腹を割った話し合いが持たれており、憎しみ合って決裂したわけではありません。
第二に、脱退後のメンバー間の交流です。ネット上では「共演NG」「絶縁状態」と囁かれがちですが、実際には私生活での親交が続いています。加藤シゲアキが直木賞候補にノミネートされた際、山下智久が公の場で祝福のメッセージを送り、手越祐也も自身の配信や番組で小山・加藤・増田の歌唱力やグループ愛に敬意を払い続けています。増田貴久もメディアで過去のメンバーについて触れる際、タブー視することなく自然なリスペクトを示しています。

【実態検証】元メンバーの現在(2026年最新動向)
かつてNEWSという一つの船に乗っていた9人は、それぞれ異なる海原へと漕ぎ出し、2026年の現在、各分野で際立った存在感を放っています。
- 森内貴寛(Taka):ONE OK ROCKのフロントマンとして、北米・欧州・アジアを巡るワールドツアーを成功させ続ける世界的ロックアイコン。グラミー賞ノミネートアーティストとのコラボレーションなど、日本のロック史を塗り替える活動を展開中。
- 山下智久:独立後、日欧米共同制作ドラマ『THE HEAD』やHuluオリジナル作品、ハリウッド映画などで主演・主要キャストを務め、国内外を往来する国際派俳優・シンガーとして唯一無二のポジションを確立。
- 錦戸亮:2019年に関ジャニ∞を脱退・退所後、独立。自身主宰のレーベルからアルバムをコンスタントに発表し、武道館公演を含むライブ活動を展開。近年はNHKや民放の本格派ドラマ、映画で演技派俳優として高い評価を獲得。
- 手越祐也:YouTube発信や実業家としての活動、音楽ツアーを精力的にこなす傍ら、近年は地上波バラエティ番組への復帰を果たし、圧倒的なエンターテイナーとしてのタレント性を再証明。
- 内博貴:舞台・ミュージカル俳優として確固たる地位を築き、シェイクスピア劇からブロードウェイミュージカルの日本版まで、重厚な演技と歌声で演劇界を牽引。
- 草野博紀:舞台俳優としての活動に加え、ロックバンドのボーカリストやライブ活動を継続。表現者として独自のインディペンデントな表現を追求。
- 小山慶一郎・加藤シゲアキ・増田貴久:NEWSを守り抜いた3人は、増田の卓越した歌唱力と衣装プロデュース、加藤の直木賞・吉川英治文学新人賞作家としての文壇での成功、小山のニュース解説者・タレントとしての安定感を結集し、アリーナ・ドームツアーを定期開催する強固なエンターテインメント集団として円熟期を迎えている。
【プロの結論】アイドル組織の変容と個人のキャリア自立
芸能ジャーナリズムおよび社会心理学の観点からNEWSの変遷を紐解くと、このグループは「昭和・平成型のパッケージ型アイドル」から「個の自立を尊重する令和型キャリアモデル」への過渡期を象徴するケーススタディであることが分かります。
かつての芸能界では、事務所主導で結成されたユニットに個人が滅私奉公することが美徳とされていました。しかし、個々人の才能が巨大化し、表現したいジャンル(ロック、世界進出、執筆活動、演技、独立ビジネス)が多様化するにつれ、グループという単一の器に全員を閉じ込めておくこと自体が構造的な無理を孕むようになります。
心理学でいう「心理的バウンダリー(自他の境界線)」の確立において、森内貴寛の早期離脱や山下・錦戸の決断は、自己のアイデンティティを守るための必然的な分岐点でした。一方で、残された3人が見せたのは、度重なる喪失体験を組織のアイデンティティへと昇華させる「レジリエンス(逆境力)」の極致です。
脱退を単なる「裏切り」や「崩壊」と捉えるのではなく、各人が自立した表現者として歩むための必要な新陳代謝であったと捉え直すことで、現在のNEWSと元メンバーたちの活躍の真価が明確に見えてきます。

【news メンバー 初期】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ONE OK ROCKのTakaはなぜNEWSをわずか数か月で脱退したのですか?
A1:公式発表は「学業への専念」でしたが、実質的には親の教育方針や慶應義塾高校での学業両立の厳しさ、そして敷かれたレールの上でアイドル活動を続けることへの強い違和感がありました。自らの手でバンドサウンドを追求したいという本人の強い意志が、早期の事務所退所とONE OK ROCK結成へと繋がりました。
Q2:山下智久と錦戸亮が同時に脱退したのはなぜですか?
A2:山下智久はソロアーティストおよび海外進出を見据えた個人活動への専念を希望し、錦戸亮は長年続いていた「関ジャニ∞」との掛け持ち活動によるスケジュール過密が限界に達したためです。不仲ではなく、双方の将来的なキャリアの追求とグループへの配慮を重ねた上での発展的解消でした。
Q3:初期メンバーの内博貴と草野博紀はなぜNEWSを離れたのですか?
A3:それぞれ未成年飲酒報道による芸能活動自粛処分を受けたためです。グループは約半年の活動休止期間を経て、2人を復帰させずに6人で再始動する道を選びました。2人はその後、ジャニーズJr.研修生からの再スタートを経て舞台俳優などの道を切り拓きました。
Q4:現在のNEWSの3人(小山・加藤・増田)の関係性は良好ですか?
A4:極めて強固です。度重なるメンバー脱退を乗り越えた戦友としての連帯感があり、増田の音楽・衣装統括、加藤のクリエイティブ・作家活動、小山のトーク・情報発信と、各自の得意分野が完全に棲み分けられています。2020年の3人体制移行後もアリーナツアーや大型特番を成功させ、安定した活動を継続しています。
まとめ:激動の変遷を経て確立されたそれぞれの道
9人でスタートしたNEWSの軌跡は、一見すると波乱と縮小の歴史に見えるかもしれません。しかし、実態はその逆です。グループという強固なプラットフォームから飛び立った者たちも、その看板を守り抜いた者たちも、それぞれの場所で自らの才能を極限まで開花させました。
ワンオクのTakaとして世界を揺るがす森内貴寛、グローバルスターとして道を切り拓く山下智久、独立独歩で表現を磨く錦戸亮や手越祐也、そして3人で成熟したエンターテインメントを届け続けるNEWS。2003年に集まった9人の少年たちが放った初期衝動は、形を変えながらも2026年の今、確かな輝きとしてエンターテインメント界に刻まれています。 (出典: news メンバー 初期(Yahoo!ニュース))